北野武の監督第一作目と映画「L.A.大捜査線/狼たちの街 」の関係

映画/本/音楽
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ウィリアム・フリードキンの映画のオリジナル完全版が日本で上映されて、そのことを伝えたら教えてもらった話。

ウィリアム・フリードキン監督の「L.A.大捜査線/狼たちの街 」という映画。北野武ははじめて映画を監督したときこの映画を参考にしたらしい。

でもこれは公式な情報? それとも誰かの推測?

わからなかったので気になって確認することに。

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「L.A.-」のオマージュみたいな描写がある

この話を前提にして見比べたことがなかったので、まずこの2本を観た。

両方とも前に観たことある映画。どちらの映画もおもしろい。

確かに「L.A.-(タイトル省略)」と北野武の初監督作「その男― (タイトル省略)」は似ていると思った。

今まで気づかなかったけど似ている展開が本当にある。

内容だけじゃなくて、あるシーンの特殊効果も似ていて、映画みたことある人はすぐ気づく感じ。

自分の印象では、これはオマージュとか引用とかそういう系の参考の仕方だと思った。わざと似せてるっぽい。

でもこのことに関する公式な発言はきいたことなかったからこの時点でははっきりしなかった。

脚本の野沢尚の発言で疑問解決

調べていたら、北野武が、映画の雰囲気の参考にしたいとスタッフに言ってこの映画を見せたというエピソードを発見。これが本当なら特殊効果がちょっと似てるのもわかるんだけど出典を書いてない。

調べても出典がわからなかったので参考にはできず。別の公式な情報がないか探した。

次に複数見つけたのが、北野武が選んだ名作映画10本のリストというもの。

このリストの中に「L.A.-」のタイトルあり。

「L.A.-」を参考にしたという話が、

  • 2本の映画の内容が一部似ている
  • 北野武は「L.A.-」を見ている

このことから誰かが想像して事実みたいに話しているなら公式の発言などはなさそう。

そう考えながら「その男―」脚本担当の野沢尚についても調べていった。

そうしたら野沢尚が大学で行った講演の書き起こしを発見。

ここで疑問が解決。この講演の中で野沢尚がこの件について説明していた。

それによると野沢尚が北野武に、刑事が主人公の映画の参考資料として「L.A.-」を教えたのだそう。

映画の結末は監督の案のようで、あの展開もこの映画を意識してのことだろうという話だった。

納得。

この講演記録は興味深い話が満載。

話に出てきた映画やドラマが見たい。

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